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ランブルフィッシュのseekerのレビュー・感想・評価

ランブルフィッシュ(1983年製作の映画)
4.0
喧嘩に明け暮れる不良少年と、もの静かで謎めいた兄の姿を描いた青春映画。
フランシス・フォード・コッポラ監督の80年代前半の作品で、「アウトサイダー」や「コットンクラブ」と合わせて三部作と言われているそうです。

熱くて喧嘩っ早い弟のラスティ(マット・ディロン)と、彼が一途に憧れるクールな兄のモータサイクルボーイ。
アウトローだけど、家族のことをいちばん心配しているのは兄です。

兄は色盲で、世界がモノクロになってるのは彼の世界を表現しているから。
でも金魚(じゃなくランブルフィッシュ?)だけは赤や青でとても奇麗です。

ミッキー・ロークさんが若い!細い!そしてかっこいい!

ラスティの恋人はダイアン・レインさん。
そのお茶目でおませな妹は、ソフィア・コッポラさん(!)
ラスティの友達のとぼけた顔した青年はニコラス・ケイジさん(これまた若い!そしてむさい!)。

2人の父親役は「イージー・ライダー」のデニス・ホッパーさん。かっこいい酔いどれ親父って感じです。
少年たちがたむろするお店のマスターは、激渋シンガーソングライターのトム・ウェイツさん(!)。

音楽はポリスのスチュワート・コープランドさん(ドラムの人)が担当しているとのこと。
80年代っぽいカラッとした音は、映画が暗くならずにいいですね。
遊園地やバーでのバンド演奏シーンも良かったです。
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