はじめて観たときは「なんか怖かった」という印象を持っていて2度目の視聴でちょっと泣けるくらいの感動ができました。ただやはりサスペンス感のある演出で怖くはあった。
統合失調症ってこういう感じなのかな。はたから見て普通の人に見えるし本人に自覚症状もないのはしかたない、本人も苦しいだろうけど気づいてあげてフォローしていく周りの人が大変だなぁと思いました。
カメラで撮るようなそのままではなく人の見ているものや記憶は意外とあいまいで思い込みや感情をフィルターのようにして物事を見て、見解がちがったりすれちがったりしている。自分が観ているものが現実だと証明しろってなかなか難しいことだよね。
劇中では妻の支えの大切さに涙したけど実際は一度離婚してしばらくしてまたアリシアさんと再婚したり映画と史実で違うところがあるんですね。