ワン

ミヨちゃんのためなら全員集合!!のワンのレビュー・感想・評価

2.0
女房にも従業員にも逃げられた漢方薬製造工場を経営する伊刈長吉(いかりや長介)は、逃げ損なった後輩のヒデオ(加藤茶)をこき使い頑張っていたが、工場が出す異臭を理由に街の有力者 熊井(上田吉二郎)に追い立てられる。熊井は工場周辺の土地を買い占め、一儲けを企んでいた。工場を守るため、伊刈の恩師 花山(ハナ肇)とその妹 美代(倍賞美津子)が立ち上がる。


【松竹ドリフ第4作目】ドリフがメインではなく花山兄妹の活躍が光る。全員集合のシーンが少ない。熊井の悪事を暴く作戦に伊刈が自殺騒ぎで全く関わっていないのは寂しい。ヒデオが途中でひょっこりと加わったのはよく分からない。哀愁漂うミヨちゃんの歌は良かった。最後に花山を見送る際の『蛍の光り』でしんみり。「これでいいのか、これでいいのだ」
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