ロックストロンゴ

オルカのロックストロンゴのネタバレレビュー・内容・結末

オルカ(1977年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョーズブーム時期に作られた、パニックムービー。
今作は、サメではなくシャチ!
今作の特徴は、動物パニック映画にありがちな『本能で襲ってくる獰猛な動物』ではなく『高い知能を持ったシャチが復讐心で襲ってくる』という所。
音楽は『エンニオ・モリコーネ』

あらすじ
漁師ノーランは、シャチを生け捕りにして水族館で売ると儲かる。という噂を知り、オスのシャチにモリを打ち込むが、誤ってメスのシャチに撃ってしまう。しかも、メスのシャチは妊娠しており、子供はオスのシャチの目の前で流産してしまう…
怒り狂うオスのシャチ、慌ててノーランはメスのシャチを逃がすが、
メスは衰弱死してしまう。
オスのシャチは殺したノーランや漁師を目に焼き付けて、復讐を誓う。。。

ラストシーンでヒロインに見せた瞳が切なかった。
復讐は達成したけど、何も残らない。あるのは虚無。
もう愛するものはここには居ない。
そう訴えかけるあの瞳が切なかった…