このレビューはネタバレを含みます
観てる時は結構退屈だけど、不思議な魅力がある映画だった。
部屋の空気感とかに日本じゃ感じられない独特の臭いがあって良いなと思ったり、子供の写真をこんな写真をまじまじと見る機会がないから「こういうのもたまには見てみるか」と着眼点を広げるかもしれないきっかけになったと思ったり、ストーリーにあまり面白さは感じなかったが昔の映画独特の空気感が好きだった。
ストーリーは統失の気持ちは分からないが、終始苦しそうで最後の結末も多少の悲しさを感じたりしたが、そこに関しては物語的だなと冷めた目で見てしまった自分がいた。
終始不気味だが最後は海辺に日光が射すコントラストに夢の中のような静けさがあってぼんやりとしたまま映画を観終えた。
2024年14本目。