ぜにげば

男はつらいよ 望郷篇のぜにげばのネタバレレビュー・内容・結末

男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

前作見た時に今までで一番面白く感じて、それが山田洋次が合わないのか寅さんにハマって行ってるのか判別ついてなかったけど、今作で確信した。
寅さんにハマってるわ。

最高。めっちゃ笑える。
寅さんに対してみんなボロックソに言うのがマジでおもろい。
殆どが陰で言ってたら寅さんに聞かれてたパターンで胸が痛くて面白いけど、さくらに関しては直接刺しすぎ笑
たださくらが一番兄をおもってくれてるんよなぁ。素敵な妹だ。
「あんまり飛躍しちゃダメよ」に全てが詰まってるわ。
優しさ、切なさ、厳しさの全て。

登の殴った殴られたの件もおもろかったなぁ。
「父が女に手を挙げてて」の後に「母親に殴られた」がまずおもろい。
殴られたんかい笑
当時としては愛のムチなんだろうけど、今みるとギャグだよ。
そんで最後寅さん殴るっていうね笑
狙ってんのかなぁこれ。当時の価値観的に素の可能性もなくはなさそう。どうなんだろ。

他にも汽車の罐焚きって影響受けてたり、汗と油でって散々拘っといて油揚げ作りってちょいずらししてきたり、キスされると勘違いしたり、全部が愛おしいや。
そんでたまに寅さんが言っちゃまずいこととか言ってヒヤッとする。
ちゃんとダメなんだよな笑

男はつらいよ最高!
日本人に生まれてよかった!
ぜにげば

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