Primrosehill

昼下りの情事のPrimrosehillのレビュー・感想・評価

昼下りの情事(1957年製作の映画)
3.8
オードリー・ヘップバーンの魅力満載のロマンティックコメディー。
好奇心旺盛で純粋で、でもそれを悟られまいと背伸びする一途な若い女性役はハマり役。
ラストシーンの強がりにはキュンとくる。
娘を思う父の気持ちにもグッとくる。
どこまでもついて行き演奏し続ける4人の楽団も楽しく、この時代の映画は笑いや人との繋がりや伏線回収がギュッと詰まっていて多少長くても飽きさせない。
映画のあとは、魅惑のワルツをつい口ずさんでしまいたくなる。
ただ、恋愛映画に若い人気女優とベテラン俳優との組み合わせが多く感じ、当時のハリウッドの闇までチラついてしまった。
Primrosehill

Primrosehill