Lalka

光と闇の伝説 コリン・マッケンジーのLalkaのレビュー・感想・評価

3.3
モキュメンタリー自体初めてだったりするのですが、グリフィスと同時期を扱うというのは、『ロード・オブ・ザ・リング』からいきなりこれに行き着く人もいただろうことを加味するとそれだけで存在意義はあると思うのです。ここからサイレントに興味持つ人がどれだけ出るかはわからないけど。

そして、自分からすると編集など撮影上の技術に触れず笑いも交えつつ展開したのは奏功していると思う。娯楽として楽しめる。

ところで福音書に於けるバプテスマの(洗礼者)ヨハネやサロメのくだりって『マタイ書』と『ルカ書』だけだがそんなにボリュームある話にできるものだったろうか(とはいえオスカー・ワイルドのそれもあるように創作で補完が簡単にできそうではあるが)。
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