Lalka

屍の箱のLalkaのレビュー・感想・評価

屍の箱(1955年製作の映画)
3.0
最初ストーリーの有無以上にキム・ギヨンから音声を奪ってしまうのはかなりの損傷ではないかと思った。これまで鑑賞して来た中で殴る音や罵倒する言葉などが印象に残ったからだ。しかし、古い作品というのを見つめたとき『玄界灘を知っている』を鑑賞して思ったまとも(見慣れた普通)さがそのままここにはあった。残念ながら個人の都合上、他の代表作と言われる作品はこれから鑑賞するのでそれ以上のことはわからない。

併映した『私はトラックだ』(54年)ともどもいわゆる国策映画だと思われる。そちらは傷病兵と思われる人たちが働くリサイクル工場にUN Cemetery(UN記念公園)から運ばれたトラックがやってきて再生する様子を撮ったもの。キャブレターがうんちゃらでエンジン直らないみたいなことを言っていたが、早い英語字幕以上に車のことは無知なので細かくはわからなかった。
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