ごろり

ヒルズ・ハブ・アイズのごろりのネタバレレビュー・内容・結末

ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

「エルム街の悪夢」「スクリーム」のウェス・クレイヴンが77年に発表したカルト・ホラー「サランドラ」を、「ハイテンション」のフランス人監督アレクサンドル・アジャがリメイクした衝撃のスプラッタ・ホラー。

オリジナルである「サランドラ」は観たことないです!
「ハイテンション」の監督のハリウッド・デビュー作ということで期待したんですけどね( ˊᵕˋ ;)💦
もっとグロいのかと思ってました( ˊᵕˋ ;)💦
家族旅行で荒野を移動してたら、核実験によって被爆して人喰いモンスターになった人達に襲われ、そいつらに復讐して攫われた赤ちゃんを取り戻すぜ(´>ω∂`)☆ってだけの話
「ハイテンション」ほどのテンポの良さや上手さはなかったです_(:З」∠)_

核実験の汚染調査をしているであろう防護服とガスマスクを装備した人達が何者かに襲われ、車のリヤバンパーから延びた鎖に繋がれ引きづられていく世紀末でMADでMAXなアバンタイトル
唐突に始まる古臭いCMのような映像、「さぁ!お待ちかね!ショーの始まりです!」という掛け声と共に女性がケーキに立てられたロウソクを吹き消すと、カントリーミュージックに合わせて流れる核実験映像、そしてノイズと共に挿入される被爆して奇形になった人々の写真、このOPにはかなりワクワクしました!!
ただ使用されている被爆者の写真はガチのやつなのかな?とか被爆者をモンスターとして描くのはどうなのかな?とか考え出して何とも言えないような気持ちにもなりましたね。

107分ある映画の半分くらいは旅行してる家族を描きつつの不穏な匂わせ、緊張感はありつつもこのパターンはどの作品でも退屈ですよねw
残り半分くらいでやっと奴らの襲撃(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
ヒャッハーしててここはかなりテンション上がりました(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
ただ襲撃後は妻を殺されて赤ちゃんを攫われた夫の復讐劇と救出劇がメインとなってくるんですけど、急にこの夫が覚醒して強くなって飼っているジャーマン・シェパードと共にどんどん殺戮していくご都合主義展開ww
人喰い達も基本的にキャラが被ったような奴が多いし、そこまで深掘りされないのが残念でしたね_(:З」∠)_
もっと奴らの普段の生活とかコミュニティ内の人間関係とか観たかったです(;`皿´)グヌヌ
得体が知れないこそホラーでそこを描いちゃったらホラーじゃなくなっちゃうのかな( ˊᵕˋ ;)💦

オリジナル版も気になるし、続編も気になりますね_(:З」∠)_
配信とかで見つけたら観たいと思います_(:З」∠)_
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