海に行けばよかった

網走番外地 荒野の対決の海に行けばよかったのレビュー・感想・評価

網走番外地 荒野の対決(1966年製作の映画)
3.0
シリーズ5作目?
網走監獄を出所した健さんたちが射撃大会で出会った同じならず者たちと意気投合したり、居候先の牧場の馬を殺したヤクザの牧場に殴り込みに行ったりと、ほのぼの和製西部劇風の作品。
冒頭から同房の仲間の遺体を清拭したアルコールで酒盛りするシーンで笑っちゃうし、もっさりしたアラブ馬と健さんが戯れるシーンはほのぼのするしで、ユーモアもありつつ、どんどんならず者が仲間に集結する水滸伝的な前半から王道西部劇展開の後半まで飽きずに観られてそこそこ痛快。同房の先輩格のアラカンだけ飛び抜けて貫禄がある。