海に行けばよかった

ジョン・カーペンターの 要塞警察の海に行けばよかったのレビュー・感想・評価

3.0
引越しでもぬけの殻になった警察署をギャングが襲撃、たまたま居合わせた警官と囚人が協力して籠城する、カーペンターの代表作の一つ。
前半、籠城するまでの展開は間延びぎみだが、籠城後は閉鎖空間での心理描写と、ゾンビのようにやられてもやられても襲ってくる人間性を感じさせないギャングたちの不気味さでぐいぐい魅せられる。
大きく盛り上がりはしないし、ナポレオンももっとキャラを立たせてほしかったしで、個人的にはリメイク版の方が好き。