EnoTaka

幻の湖のEnoTakaのレビュー・感想・評価

幻の湖(1982年製作の映画)
4.0
なんとも評価しがたい作品。スコアは自分の中でブレがあるからその中間を取った感じ。こんな不思議な映画は見たことがない。かなりの期待を持って鑑賞した。最初はまあなんかよく分かんないなぁって思いながら見てたわけだけど、映画の残り時間がどんどん少なくなっていくと、いやこのペースで最後どういう結末を迎えるのかが気になってしょうがなかった。エンディングはもうだれも予想できないようなぶっ飛んだ終わり方で正直、「は?こんなのアリ?」って感じで呆然としてたけど、意外としっかりいろんな事に意味があって話が繋がっている。非常に考察しがいがあって興味深い。ラストは2001年宇宙の旅に近いものを感じた。あれはずるいわ。良い評価と悪い評価が表裏一体で、どっちにも転びうる内容。すごいものを見たっていう感じはある。とにかく走ってるシーンが印象的。強烈だった。まあ、見てよかった。
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