Finn

英国王のスピーチのFinnのレビュー・感想・評価

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)
3.6
吃音症に悩むジョージ6世(エリザベス2世の父)と言語療法士ライオネルとの信頼と友情の実話。

コリン・ファースの吃音のお芝居が上手すぎてリアルすぎて、観ていて胸が苦しくなる…
ジェフリー・ラッシュ演じる飄々としたライオネルに最初はイライラする国王だけど、彼を信頼して胸に秘めた過去や想いを打ち明けるまでになり、最後2人で大成功させるスピーチに感動!

実際のジョージ6世はもっと病弱で、妻である気丈なエリザベスがグイグイ引っ張って支えていたそう。
ヘレナ・ボナム・カーターの気品ある、でもチャーミングなエリザベス王太后も素敵だった!

いわゆる「王冠をかけた恋」として有名なエドワード8世、この一件がなければジョージ6世もエリザベス2世も誕生しなかったかもしれないと思うと、不思議な運命だなぁ。

Queen's EnglishならぬKing's Englishも耳に心地良い。
何回でも観たい名作です!
Finn

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