このレビューはネタバレを含みます
中学生の頃に観た時は、退屈な映画でした。
[ジェームス・ディーンがキャベツ畑でふてくされている]っていう印象しか残っていません。(正確にはレタス畑でしたが)
改めてちゃんと観ると、ふたりの息子を持つ身としては響くものがあった。
愛されたくてやってる行動が全て裏目に出てしまう様子は他人事とは思えない。
感情表現が大げさで、ちょっと引いてしまうシーンもあったけど、65年前はこれがスタンダードだったのかな?
カインとアベルになぞらえて「エデンの東」というタイトルがつけられたようだけど、それならばお兄ちゃんは死ぬことになるよね?
映画ではお兄ちゃんのその後は語られていないけど、もしそうならこれはもの凄く悲劇だ。