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タロットカード殺人事件のKのレビュー・感想・評価

タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)
3.6
【ミステリー好きは観てはいけない】

タイトルから「天才探偵が事件を解決に導く推理もの」なのかと思ったら、然に非ずさにあらず。原題はScoopなのになんでこんな邦題にしたんだろう??とは思ったが、まぁこれはこれでおもしろいからいいか。内容的には、さすがのウディ・アレンだ。

キャスティングもおもしろくて、このウディ・アレン × スカーレット・ヨハンソン × ヒュー・ジャックマンの組み合わせがなんだかとても良い。カレー × ライス × 福神漬みたいな安心感がある。

そしてなんといってもこの映画の最大のチャームはウディ・アレンの暴走老人感だと思う。ベクトルが違うので単純に比較することはできないが、絶対値でいったらスカーレット・ヨハンソンのセクシーな可愛さを超えてしまっている。ウディ・アレンはそれほどにかわいいのだ。

それにしても、最後笑ったな〜。おもしろかった。


【スコアの内訳】

①脚本:0.6
②演出:0.7
③演者:0.9
④撮影:0.6
⑤音楽:0.8
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