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軽蔑のkazataのレビュー・感想・評価

軽蔑(2011年製作の映画)
3.0
二時間以上もの長い時間見続けた時に、「こうなるの、わかってた…」と杏ちゃんが呟くのだけども、「こっちもこうなるってわかってたわ!」と即答せずにはいられない……そんな物語でした。

破滅すると知った上で、それでもその人を愛してしまう……ある意味で究極の愛なのかもしれません。

それにしても、高良くんってこの手の役どころ(チンピラ)が抜群に似合うよね。

中上健次と言えば"路地"ということで……ちゃんと東京と新宮市(中上健次の故郷)の路地のカットバックで締めくくるラストはオシャレでした!

(くれぐれも本作に出てくる路地は被差別部落とは全く関係ないので…)
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