人情ドラマ、ハートウォーミング、おじいちゃん映画が好きな人におすすめです。ラストもこの先がどうなるかわかってしまう話の進み方なのですが、作業中の流し見でも涙が出てしまう切ないお話です。
文化の壁がある異民族の解けていくような交流というのも珍しいですね。
主人公の懺悔もごく普通のおじいちゃんらしく、なおかつ皆の心に刺さる恒久的な人生の問いかけ。伏線になりそうだった懺悔も大きなサプライズはないものの、登場人物との関係性に説得性を持たせ、最期の終活、主人公の清々しさと観客の悲壮のギャップがストーリーを盛り上げます。
タイトルからして聞き馴染みがありいいな、と思っていましたが、観たい映画リストの作品でした。午後ローでは珍しいがっつりヒューマン映画で本来自分の好きなジャンルです。
