マッサージ屋2号店

女王蜂のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

女王蜂(1978年製作の映画)
3.0
昭和27年。
伊豆の大道寺銀造(仲代達矢)の家の時計台で娘・智子(中井貴恵)の求婚者が惨殺死体で見つかった。
その求婚者のポケットには智子が時計台に誘ったメモが発見される。
時を同じくして金田一耕助(石坂浩二)は京都の弁護士の依頼で19年前に起きたある事故で大道寺を訪れた。
やがて連続殺人事件が起き、金田一は19年前の事故が絡んでいると考え・・・。

市川崑監督&石坂浩二主演の金田一耕助シリーズ第4作目。
久しぶりに何度目かの鑑賞をしたのですが、市川崑監督の金田一耕助シリーズで1番印象に残らない作品なんですよね。

原作も遥か昔に読んでますし横溝正史の作品は好きなんです。
原作も面白かったはずなんですけど、映画版のコレだけはどうにも記憶に残ってない(笑)
他の作品に比べてインパクトある殺人のシーン等が無いからかなぁ。
キャラクターも神山繁演じる九十九のいかがわしさだけだもんね(笑)

歴代作品の女優陣を勢揃いさせるほど気合いが入った作品なのにどうにも空回り感が強い。
嫌いではないですけど…やっぱ印象に残らないと思う。