このレビューはネタバレを含みます
ダウンバイローは「親しい兄弟のような間柄」という意味らしい。鑑賞後に知ると嬉しくなる言葉。
前作で主演のジョン・ルーリー、ジャームッシュ映画の常連となるトム・ウェイツがダブル主演。
開始のトム・ウェイツの楽曲「Jockey full of Bourbon」でもう良作だとわかる。
ストーリーは相変わらず特に大きな事件は起きないけど、個人的にお気に入りのシーンがたくさんあった。
有名な「アイスクリームユースクリーム!」が観れたし、ベニーニが踊るシーンで笑いを堪えられないウェイツを観測するだけでこの映画を見る価値があると感じた。
最後のジャケット交換もあつい。きっと会うことはないんだろうけど、とても暖かい気持ちになる映画。まあ脱獄はダメだけどな。