よーだ育休中

ドラえもん のび太の南海大冒険のよーだ育休中のレビュー・感想・評価

3.0
小説《宝島》を読んで宝探しの大冒険に魅了されたのび太は、ひみつ道具《宝探し地図》を使いカリブ海のトモス島に財宝が隠されていることを突き止める。宝島へ向けて出航した一行は航海中に時空間の乱れに巻き込まれて17世紀へ飛ばされてしまう。

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|| 『 90's_animania 』 ll
|| 提供 あちゃん よーだ ll
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 (  ) ̄旦 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∕


◆大長編ドラえもん第十九弾

藤子・F・不二雄(当初の名義は藤子不二雄)により1969年から連載された日本を代表する漫画『ドラえもん』の大長編作品。

大長編十九作目のテーマは『宝島』。

英国の児童文学作品《宝島》がモチーフになっている海洋冒険アドベンチャー。大長編ドラえもん作品で《海》をテーマにした作品は四作目の【海底鬼岩城】以来の二本目。カリビアンな雰囲気の漂う海洋冒険譚は王道にして正道。そういえばなぜ今までこの手の題材が取り上げられなかったのか意外に思える程に盲点でした。

17世紀のカリブ海を舞台に、豪快で気の良い海賊たちと友情を育みながらお宝を狙うという浪漫あふれる冒険活劇は一種のアトラクションのようで夏休みの娯楽作品にピッタリ。珍しくジャイアン絡みのロマンスがほんのり展開されるのも面白かったです。


◆ 22世紀で流行ってるゲームとそっくり!

本作は原作者(藤子・F・不二雄)没後に制作された大長編ドラえもんの第一作目であるそうです。言われて見れば、過去の大長編作品と比べて(ひみつ道具の能力に増長して痛い目をみる等の)シニカルなSF的要素が無く、純度100%の娯楽大作であったように感じます。

時間犯罪者や改造動物、時空乱流によるタイムスリップなどの要素はあるものの、その背景や動機づけについては残念ながら大変に薄っぺらい。とってつけただけSF要素になってしまっています。

しずかちゃんのお色気シーンが今作にはありませんでしたが、その分(?)男子諸君が漏れなくすっぽんぽんに。この点も過去作と比べて演出方法の変化を感じます。

そんなことよりも、今作で物申したいのはOPとEDが過去一悲惨だったこと。OPはゲスト声優に歌わせていたのかな?時代とはいえ、EDの謎ポエムは恥ずかしくないんか…。


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Dear.あちゃん

一週間ずらしてくれてありがとう( ¨̮ )!!
王道の海洋冒険譚でストーリーラインは面白かったけど、過去作と比べて薄味で毛色が違って感じたな〜( ˙꒳​˙ )