ちびねこ

生き残るための3つの取引のちびねこのレビュー・感想・評価

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)
4.0
ラストのどんでん返しがあまりにも切なすぎる。
またまた、警察、検事、財閥の腐った関係の話。
取り敢えずキャストが凄い!
主役のファン・ジョンミン(チョルギ)を筆頭にユ・ヘジン(チャン・ソック)、マ・ドンソク(デホ刑事)と韓国映画ファンなら絶対に知っている3人と、その他も何度も顔を見ている俳優さんばかり。
…って言うか、ノワールに出て来る俳優さん、何でこんなに同じ人ばかりなんだろ?

連続少女殺人事件の犯人をなかなか逮捕出来ず、憤りを隠せない大統領が「早く犯人を捕まえろ!」と言った事によって、何人もの人間の人生が狂わされてしまう。

チョルギは元々はいい人なのに、上司から「犯人を仕立て上げろ!」と命令され悩みます。
義弟と関係している元ヤクザの建設会社社長のチャン・ソックを使い犯人を仕立てることに成功したけど、担当の検事はこの逮捕を疑問に思う…。
因みにこの検事の妻は財閥の娘です。
はい、警察と検事と財閥が繋がりました。

11年前のまだほっそりとしたマ・ドンソクが可愛いぃです。
このデホ刑事がいい人なんですよ。
チョルギの事を凄く慕っていて。
「悪のクロニクル」もいい人だったけど。
映画っていい人は必ずって言っていいほど報われないですよね?
この映画もラストに近づくにつれ、チョルギの部下達のやっかみが頂点に達してしまう。
まぁ、途中からチョルギは自分の保身の為に悪事を働いてしまうから、仕方ないのかも知れないけど…。
そして、チョルギと検事の前に、とんでも無い事実が!!!
そして、まだまだ続きます!!!
ちびねこ

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