1984年、イギリスの炭鉱町に住むビリー・エリオット（ジェイミー・ベル）は通っているボクシングジムの隅でおこなわれていたバレエに興味を持つ。サンドラ（ジュリー・ウォルターズ）の指導で才能を開花させるビリ―だったが、保守的な父ジャッキー（ゲイリー・ルイス）は激怒する。
スティーブン・ダルドリーの初監督作品。
Tレックス！フレッド・アステア！それだけでワクワクしちゃう。
親子の絆と少年の成長の物語と同時に、当時のイギリスの社会環境や生活環境の描写が見事だ。
それに子供目線で、壁と並んで一体化してる警官隊とか、口の悪さや粗野な習慣がユーモアたっぷりに描かれているところも面白かった。
中盤、ビリーのストリートダンスから、一気に季節が変わるところが好きだったなー。
そして、父親の前でダンスで感情を爆発させ、泣き虫父ちゃんが行動に出るところは涙が止まらない！
当時、10代前半にして “感情を踊りで表現” し続けたジェイミー・ベルも凄い！
