ロイ・アンダーソン監督「ホモ・サピエンスの涙」 を以前に観て、殆ど理解出来なかったけれど、強烈な印象が残りました。
この「散歩する惑星」も「ホモ・サピエンスの涙」と似たような感想を抱きました。
失敗者、落伍者、病んだ人々の様子や、普段の何気ない生活の一コマ、又はシュールな日常などなど。それに不条理で残酷な描写も淡々と表現していました。
それがどうしたの?どういう意味?
何を読み取ればいいの?
そういうシーンを繋ぎ合わせた群像劇。
全て ワンシーン ワンカットで 目の高さに合わせた固定カメラでの撮影で 例外無し。
話す人にカメラが寄って行かないので 今誰が喋っているのか分かりにくい所もあり。
こだわり抜いた構図と奥行き。どれだけ奥行きがあるんだ!というシーンもありました。あと 人が湧いて出てくるようなシーンとか‥‥‥
まぁ感想は千差万別 受取り方は 人それぞれです。でも妙に引っかかるなぁー
気になる監督さんであるのは間違いないです😉