ソイレントグリーン2022

散歩する惑星のソイレントグリーン2022のレビュー・感想・評価

散歩する惑星(2000年製作の映画)
3.7
ロイ・アンダーソン監督「ホモ・サピエンスの涙」 を以前に観て、殆ど理解出来なかったけれど、強烈な印象が残りました。

この「散歩する惑星」も「ホモ・サピエンスの涙」と似たような感想を抱きました。

失敗者、落伍者、病んだ人々の様子や、普段の何気ない生活の一コマ、又はシュールな日常などなど。それに不条理で残酷な描写も淡々と表現していました。

それがどうしたの?どういう意味?

何を読み取ればいいの?

そういうシーンを繋ぎ合わせた群像劇。

全て ワンシーン ワンカットで 目の高さに合わせた固定カメラでの撮影で 例外無し。

話す人にカメラが寄って行かないので 今誰が喋っているのか分かりにくい所もあり。

こだわり抜いた構図と奥行き。どれだけ奥行きがあるんだ!というシーンもありました。あと 人が湧いて出てくるようなシーンとか‥‥‥

まぁ感想は千差万別 受取り方は 人それぞれです。でも妙に引っかかるなぁー

気になる監督さんであるのは間違いないです😉