昼猫

ブラッド・ダイヤモンドの昼猫のネタバレレビュー・内容・結末

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいているのもあってリアルで緊迫感がありずっと目が離せない映画だった。
三者のそれぞれの思いが交錯するストーリーはとても見応えがあった。

紛争ダイヤの売買については今は法制度が成され表向きはなくなったようだが裏ではまだ行われているそうだ。作中でも言っていた通り結局は消費者次第に尽きると思う。人の死の上で生まれたダイヤを首から下げたり身につけて幸せは得られるのか、考えさせられた。

印象に残ったシーンは致命傷を負ったアーチャーが赤土を握りしめるシーン。アフリカ大陸の赤土の色はその国の大勢の人から流れた血の色という言い伝えが作中であった。その言い伝え通りになり、そして決して善人ではなかったアーチャーが親子を守る為に血を流し善人になれた心に残るシーンだった。
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