片腕マシンボーイ

着信アリの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

着信アリ(2004年製作の映画)
2.0
お前、どさくさに紛れてめちゃ馴れ馴れしくしてくるやん!勝手に部屋入ってくんなし!ぎゅっとすんなし!なでなですんなし!めちゃヤベぇ夜這い野郎!グサッ…🔪

自分から着信あるよ、って話

吹石一恵の殺害シーンがなかなかエンターテインメントしていただけに、それ以外が突き抜けないおもんない作品やったなぁ
三池監督の請け負い仕事としてはまともやけど地味で「初恋」と同じタイプのパッとしない凡作でした

そんなやからな、マシンボーイが1番本作で「おっ!」ってなったんはな、1番最初に着信する柴咲コウの友達役の女の子がな…あ!「クイズ!紳助くん」のアシスタントをしていた「仮面ライダーカブト」のヒロイン、ZECTの岬隊員やん!ぺろぺろ、ってとこかなぁ
正直この子がぶっ殺された時はな、ひゃー!島田紳助という強大なバックをもち、そのうえワームから人々を守るために戦ってきた彼女をあっさりとぶっ殺すとか!着信ありの怪物はなかなか侮れんやつなんかもしらんで!ってワクワクしていたんよ!
おまけに吹石一恵の殺害がなかなかファンタスティックで魅せてくれるもんですからな…うっかり期待してしまったんよ!

でもな、ついに怪物が現れた思ったら…「シャイニング」に出てきたバスルームのババアみたいなヤツでな…緑色のんってキングが監督したドラマ版やっけ?あいつそっくりちゃうかった?とにかく全然可愛げが無いんよぉ…、貞子とか、としおくんとか、霊体ミミズとか、ドロメちゃんみたいな、ついつい愛しちゃう可愛げのあるJ-ホラーの系譜に連なるような素敵な怪物やなくてめちゃガッカリしちゃったよなぁ!
しかもマシンボーイが退屈しながら観ていたからか、怪物の正体があかされても…ん?それだれやっけ?なりながら観ていた、スンスン

だからな、マシンボーイ的には本作よりも、本作の翌年にメール版としておもっくそパクってつくられた「チェーン 連鎖呪殺」のが俄然楽しくてぺろぺろしたいうんよぉ
こっちはなZECTの岬隊員のファン以外には全くオススメせんけど、「チェーン 連鎖呪殺」はスマホ携帯持ってる全ての人にオススメ出来る良作やったからみんなぜひ観てくれよな!

くぅ…せめて吹石一恵がユニクロのブラトップでアタフタぶっ殺されてくれたらマシンボーイはこっちも「やんや!やんや!」したんやけどなぁ…残念!