ユースケ

リーサル・ウェポン4のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

リーサル・ウェポン4(1998年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【リーサル・ウェポン】から11年。老いを感じ始めたマーティン・リッグス(メル・ギブソン)とロジャー・マータフ(ダニー・グローヴァー)の凸凹コンビの前に、ホンモノのリーサル・ウェポン(人間凶器)=マレットヘアーでキメたジェット・リーが立ちはだかる【リーサル・ウェポン】シリーズの完結編。
(マレットヘアーとは、プロレスラーの天山広吉やプロゴルファーのジャンボ尾崎もキメている世界で最もダサい髪型です)

【エクスターミネーター2】のロバート・ギンティを思わせるオリジナル装備に身を包んだ火炎放射器男を巨大なタンクローリー諸共ぶっ飛ばすオープニングで掴みはOK。
マータフの娘リアン(トレイシー・ウルフ)との交際を認めて欲しくてマータフにゴマをするリー・バターズ刑事(クリス・ロック)をホモだと勘違いさせるリッグスの悪ノリは最高でしたが、RとLの発音の区別ができず、Fried Rice(チャーハン)をFlyed Lice(ハエとシラミ)と発音してしまう中国人をバカにするリッグスの悪ノリは最低でした。

とにかく、レオ・ゲッツ(ジョー・ペシ)のカエルの話から【リーサル・ウェポン】ファミリーの集合写真の流れは号泣必至。
Warの【Why Can We Be Friends? / 仲間よ目をさませ】とEric Claptonの【Pilgrim】をバックにキャストとスタッフの写真が映し出されるエンドロールは涙で前が見えません。前作には登場しなかった愛犬のサムも、前作で登場した犬も健在で安心しました。

ちなみに、ジェット・リーの手下の長髪のヒゲは【ボーン・スプレマシー】【ボーン・アルティメイタム】の武術指導を担当したバタフライナイフの達人ジェフ・イマダ。謎の東洋人アル・レオンもジェット・リーの手下として出演しているみたいですが、確認する事は出来ませんでした。クライマックスの銃撃戦の直前にそれらしい人が居たような…

マータフの家の被害…ジェット・リーによって全焼、死者0名。ありがとうございました。