面白かった!
下半身付随の大富豪とスラム育ちのドリスの物語。
お涙頂戴になりがちなリアルストーリーを、ドリスとフィリップの凸凹コンビが笑わしてくれました。
フィリップ役の方がちょっとダスティホフマンに見えたのでどうしても「レインマン」を思い出してしまいました。
フォリップがドリスを受け入れたのは、自分の障害を個性という風に受け止めているから。
空気を読めば生むほど「偽善」と「同情」の瀬戸際の中で私たちはついつい障害がある人々に気を使って接してしまいがち。
でもそれは「私たち健常者とあなたは違うんですよ。」という境界線を作っていることに近しい。
フィリップとドリスの関係のあり方は世の中の障害者とのかかわり合いに関して少しだけ(やり過ぎだけど・・)学ぶべるものがあるはず。
アホなドリスに注目が集まりがちだけど、私は障害をものともしない、卑屈にも感じない美しいプライドを持ったフィリップの強さに学ぶべきものがたくさんあると感じました。
必見!!!!