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最強のふたりのふーたらのレビュー・感想・評価

最強のふたり(2011年製作の映画)
3.9
新型コロナウィルスの自主規制から、営業再開はしておりますが、感染予防的な観点から、まだまだレイトショーがないのが残念なところです。
レイトショーがないと、なかなか平日の映画鑑賞は難しい感じです。

今回は、そんな中、1番遅い19:00スタートに間に合ったので、見逃していた「最強のふたり」を鑑賞してきました。

てっきり、去年のリメイクされたハリウッド版の「THE UPSIDE 最強のふたり」かと思っていたら、オリジナルの「最強のふたり」だったので、結果オーライな感じでした。

ちょっと前に「レ・ミゼラブル」で、フランスの格差や貧困問題を予習できたのも良かったかも。

用意された介護用のカングーの荷台なんかではなく、同じ人間としてフェラーリエンジンのクアトロポルテの助手席に乗せるところに象徴されるように、無知でガサツ故の陽気さがオマール・シー演じるドリスが、この映画の最大の魅力だったりします。

欲しているのが同情や憐れみなどで、腫れ物のごとく、接されるのにウンザリしていたんでしょうね。

映画を観た帰り道、車で大きめにアース・ウインド&ファイアーをかけて、ちょっとアクセルを踏み気味で帰っちゃいました。

今回は、旧作なんでランキングなしです。
でも、もし2020年のランキングに入れたとしたら、4位(51本中)ですけど。

(2020/06/16 シネプレックス小倉 2D 字幕)
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