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レイジング・ファイアのふーたらのレビュー・感想・評価

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)
3.8
年は明けたものの、2021年に観た映画の棚卸しとして。

2021年最後は、ドニー・イェン師匠の大アクションで映画納め。

4日前に観た、韓国映画の「ただ悪より救いたまえ」の後味の悪さを払拭して、年を越すには最高の1本。

ただ、こちらの方は、アクション映画と言うよりも、戦争映画に近い位の戦闘と火薬量。
罪のない市民や警官も相当数巻き添いになっているはず。

それでも、最後はドニー・イェンとニコラス・ツェーの壮絶なタイマン勝負で、なんかスッキリ出来ます。

この映画や、ドニー・イェン師匠の映画と言うよりも、ニコラス・ツェーの映画って感じでした。
ニコラス・ツェーと言えば、ジャッキー・チェン主演の「香港国際警察/NEW POLICE STORY」のキーマンになる偽警官役だった二枚目。

ちなみに、「香港国際警察/NEW POLICE STORY」の監督でもあるベニー・チャンにとって、この映画が遺作になり、エンドロールで撮影風景など監督の追悼があります。

アクション的には、間違いの無い肉弾戦は元より、カーチェイスありのバイクアクションあり、手榴弾もハンパじゃなく、もはや戦争と言っても過言じゃない感じのドッカンドッカン。

最後は、お待ちかねの漢同士のタイマン勝負。

ビルから人が落ちる時に、必ず引っかかったり、ぶつかったりと、ジャッキー映画っぽいお約束な感じも香港感満載です。

香港の街のど真ん中で、かなりの数の市民や警官も亡くなってるであろうけど、なんとなくハッピーエンド感があるのも、いい感じです。

ストーリー的には、逆恨みした元警官が仕返しをするってなお話しだけど、そもそもの原因が拷問的なムチャな取り調べだったりするので、もともと悪人のような気がするし。
そうは言っても、ニコラス・ツェーがあんまり悪者っぽくなかったりするし。

まあ、お話しとしては、ありがちなお話しなので安心して観ることが出来ます。

映画納めとしては、最高の1本でした。

2021年に劇場で観た映画の中で堂々の2位(27本中)です。
(2021年はかなりの本数が少ないです)

(2021/12/28 シネプレックス小倉 2D 字幕)

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ここで、2021年の総括でも。

2021年は福岡県内の映画館のみで、鑑賞本数は27本でした。

順位としては、

01位 ただ悪より救いたまえ (3.9)
02位 すばらしき世界 (3.8)
02位 レイジング・ファイア (3.8)
04位 ゴジラvsコング (3.7)
04位 悪なき殺人 (3.7)
04位 最強殺し屋伝説国岡 完全版 (3.7)
07位 ザ・バッド・ガイズ (3.6)
07位 ノッティングヒルの洋菓子店 (3.6)
07位 花束みたいな恋をした (3.6)
10位 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ (3.5)
10位 21ブリッジ (3.5)
10位 MINAMATAーミナマター (3.5)
10位 アンモナイトの目覚め (3.5)
10位 べイビーわるきゅーれ (3.5)
10位 ミナリ (3.5)
16位 ノマドランド (3.4)
16位 ブラック・ウィドウ (3.4)
16位 リスペクト (3.4)
19位 そして、バトンは渡された (3.3)
20位 パーム・スプリングス (3.2)
21位 ザ・スイッチ (3.1)
22位 ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories” (3.0)
22位 アナザーラウンド (3.0)
22位 ドリームランド (3.0)
25位 ラストナイト・イン・ソーホー (2.8)
26位 エターナルズ (2.7)
27位 シン・エヴァンゲリオン劇場版 (2.4)

本数が少ないのは、コロナの影響でレイトショーが少なかったからかな?

ざっと2021年に劇場で観た映画を点数の高い順で並べてみましたが、頭が悪そうな感じの順位になった気がします。
傾向として、ホラー、SF、ファンタジー系は原則観ないか、観ても悪い点数になりがちだったりします。

「新感染半島 ファイナル・ステージ」、「KCIA 南山の部長たち」、「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」、「ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結」、「ドント・ブリーズ2」、「孤狼の血 LEVEL2」、「白頭山大噴火」などの見逃しを悔やんだりしています。

2022年の目標は、劇場鑑賞本数120本。そして、全ての鑑賞記録をfilmarksに揚げることです。

と言うことで。以上。
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