このレビューはネタバレを含みます
2012年公開、と云うことは、『ハリー・ポッター』シリーズも『ロード・オブ・ザ・リング』も公開済みで、そのイメージは、このダークファンタジーには明らかに影響しているが、それよりなにより、最も影を落としているのは、『もののけ姫』ですね。シシ神さまも出てくるしw
あの妖精の森は明らかに、シシ神の森ですね。コダマっぽいのも出てくるし。
グリム童話の翻案ものとしては、『ヘンゼル&グレーテル』や『赤ずきん』みたいな、現代アクションとの融合をしてくれるのかな、と思っていたら、結構しっかりと、中世騎士ものの体を取っていて、「白雪姫」ではそこまでふざけたくない、みたいな意識がはたらくのかしら。
『白雪姫と鏡の女王』のノー天気さとは違う、しっかりした作りのダークファンタジー。
面白いけど、平凡な映画。