モンティ・パイソン映画を除いては、テリー・ギリアム作品でほとんど唯一面白いと思った映画。
島本和彦の
「漫画家は一作目は温めてきた やりたいことを出しきるからうまくいく、それ以降はうまくやろうとして迷走する」という理論に合致する印象。
趣味全開の奇妙な世界、奇妙なシーンの継ぎ接ぎで
「今何を見せられてるんだ」という違和感でいっぱいになるが、そこを楽しめるかどうかが評価の分かれ目。
ニューシネマっぽいラストは大変好みだった。
そしてマイケル・ペイリンはもっと活躍してもいいくらい、いい役者だったなぁ…