レイナルド・アレナスの自伝小説？の映画化。ラテンアメリカ文学でかなり有名な作家らしい。ゲイゆえに国家から迫害され、追放され米国へ。これ気づいたけどスカーフェイスと年代近い気が。既視感。しかし難民で住民票が無い？から存在しないも同然。アメリカなんて医療費高すぎて怪我したら終わり。
で、そしてエイズに感染して人生を全うする。気球盗んだ男の末路、落ちかけて笑ってたけど彼もまた迫害されて仲間を売ってしまった被害者で、差別が無ければそんな事せずにすんだのにね。反革命分子の洗い出しをする所は恐ろしい。牢屋で彼に手紙を書いてもらうために石鹸？を糸につけてブラブラしてる絵面と最初の革命軍のゲイたちと戯れるシーンがとても印象に残っている。
劇伴の主張が割と強いが全く不快では無い。
監督結構好きかも。他の作品も観てみたい。
