単に女性の男性に対する復讐劇では終わらないのがこの映画の良い所。
特に主人公のエレーヌと娼婦ノエミの女性としての強さが際立っていて
タフって言葉がピッタリでした。
ノエミが娼婦になる過程が凄くリアルで痛々しかった。
世の中には女性を金儲けの道具としか考えてない人がいるからノエミのような娼婦がいるのが悲しい現実です。
力強く生きようとする女性に対して男性陣の情けない事・・・。
単純というかアホと言うか・・・。
同じ男としても復讐されて当然って思えるような男ばかりでした。
ちょっと小粋な感じが出ていてフランス語がハマった映画です。
フランス映画って小物にまで凝るのが好きです。