ばあばちゃん

白夜のばあばちゃんのレビュー・感想・評価

白夜(1957年製作の映画)
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ドストエフスキーの同名短編小説の映画化。

港町で青年マリオは橋上でたそがれる一人の娘ナタリアを見初める一年前に再会を約束した恋人を毎晩そこで待ちわびているのだ、と言う彼女、ナタリアをなんとか踊りに誘い出すマリオ。チーク・タイム。喜びに輝く青年の表情を見るうち、娘の心も彼に傾きかけたが…。

舞台俳優をしていたマルチェロ・マストロヤンニがビスコンティに才能を見出され、主役に抜擢された。

オールロケが多いルキノ・ビスコンティ作品には珍しく、全編スタジオで撮影された。