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本気(マジ)!のmitakosamaのレビュー・感想・評価

本気(マジ)!(1990年製作の映画)
1.3
80-90年代にかけては本当に訳わからんアニメがいっぱい作られたんだなー。
立原あゆみのヤクザ漫画「本気!」のアニメ化。
本気と描いてマジと読む。うわー。超ダサい。

で、調べてもどこのアニメ会社が作ったのかよく判らん。wikiには日本映像ってあるけど、どこだそりゃ?詳細求む。

主人公の白銀本気がヤクザの事務所のチンピラで、盃を貰い構成員になるまでが描かれている。
エロビデオ屋に住み込みで働くチンピラの“パープーのマジ”。掃除後の便座を舐めさせられて爽やかな態度。馬鹿なのかな?冒頭からいきなり変だ。

兄貴は殺されるが、敵討ちはせず兄貴の恋人に童貞を奪ってもらえる。なんだその展開。
でも、高校生の普通の女の子に恋してる。ヤクザの身分を隠して勝手に俺が守るとか思い込んでる。ええ?変だよ。

何となく盃を貰えて構成員になる。先代は死に跡目問題で、たまたま知り合いだった組長が格好良く仕切り丸く収まる。
この映画ではマジ君は何も功績を残さずに終わる。希望に溢れた青年で物語は終わる。ヤクザのくせに。

その上、アニメーションの出来もとってもお粗末。口とセリフが合ってなさ過ぎて泣く。本当に誰トクだったんだろうか?
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