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OK牧場の決斗のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

OK牧場の決斗(1957年製作の映画)
3.5
ジョン・スタージェス監督の決闘3部作の1本で、ジョン・フォード監督の「荒野の決闘」に続き、1881年10月26日、アリゾナ州トゥームストーンの"O.K.コラル(牛囲い場)"近くの路上で起こった銃撃戦を題材にした西部劇。
原題: Gunfight at the O.K. Corral(1957)

~主な登場人物~
・ダッジ・シティの保安官ワイアット・アープ(バート・ランカスター)
・賭博に身をもちくずした元歯科医で、肺病に冒されているドク・ホリデイ(カーク・ダグラス)
・女賭博師ローラ(ロンダ・フレミング)
・ドクの情婦ケイト(ジョー・ヴァン・フリート)
・アイク・クラントン(ライル・ベトガー)
・若いビリー・クラントン(デニス・ホッパー)
・殺し屋リンゴ・キッド(ジョン・アイルランド)
・兄弟を殺されドクに復讐しようとするエド・ベイリー(リー・ヴァン・クリーフ)

「結婚式は苦手だ。葬式ならいいが…」

ディミトリ・ティオムキンが作曲しフランキー・レインが歌う主題歌Gunfight at the O.K. Corralが冒頭から作品を盛り上げる。
身内がからんだ私的な争いになると法の番人であるはずの保安官も銃で決着をつけないと気が収まらないので、クライマックスはアープ兄弟と助っ人ドクの4人対クラントン一家ら7人による決闘になる。
アクションに加え、アープとドクの似た者同志の友情、2つの愛(アープとローラの愛、ドクとケイトの腐れ縁の愛)を描いたヒューマン・ドラマになっている。
カーク・ダグラスとヒロインの2人、ロンダ・フレミング、ジョー・ヴァン・フリートともに個性を発揮。
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