UrakawaTakako

善き人のためのソナタのUrakawaTakakoのレビュー・感想・評価

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)
4.4
ベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツが舞台。
もう内容も画面も暗く、セリフが多くて途中めげそうになったけど、見終わった瞬間、涙がとまらなかった。
ほんと、一言でいいつくせない、しみる映画です。
今だからわかること、そして一生わからないこと、、それは観た人それぞれの見方で変わるからです。
決して楽しい話ではない、つらくて悲しくて、やるせない。
「私は弱い人間、、犯した罪をつぐなえないの。」恋人を裏切って目の前で死んでいく。
追い込まれたとき、人間はどういう選択をとるんだろう。。
なにが正しいのか、、。
静かに流れるピアノのメロディ。
『ライフイズビューティフル』、『戦場のピアニスト』、そしてこの映画、が一生、忘れられない映画になりました。
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