はにかんでる

日の名残りのはにかんでるのレビュー・感想・評価

日の名残り(1993年製作の映画)
4.0
仕事に人生を捧げられる、これが羨ましくて仕方がなかった。人生をかけて務めたいことがあるってなんて素敵なんだろう。
みんなのいう「幸せ」を経験せずに(自ら避けているけど軽視していた訳ではないのが辛い)純真に続けられる心の強さ。

原作未読なのでいつか必ず読みたい。
作品全体の空気感が好きで、特にゲストの集まる会食のシーンは細かくテーブルセットまでチェックされていて気持ちがいいほど。
ラストの桟橋?で話すところと、バスのところの2人の表情がなんともいえず素晴らしい演技でした。