たそがれの漫画史研究家オジサン

狼たちの午後のたそがれの漫画史研究家オジサンのネタバレレビュー・内容・結末

狼たちの午後(1975年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

BS松竹東急にて。

前にアル・パチーノは、ゲイの役を演じることが多い役者だと聞いていた。

この作品では、意外にもゲイだけではなく、両刀遣いだったので、意表をつかれて笑えた。

最初からどこかコミカルな味わいが漂ってはいた為、ラストまで十分に楽しめた。

ソニー役のアル・パチーノと、サル役のジョン・カザールの共演を見るのは、映画「ゴッドファーザー」シリーズ以来のことで、これから役者としてのジョン・カザール出演作にも、注目して見直してみたいと考えている。
若くして亡くなられたのが残念だ。

ウィキペディアで、この作品のモデルとなった登場人物達の後日談を確認出来たが、映画がヒットして、映画の収益の一部が、ソニーに振り込まれ、ソニーがその資金を使って、ゲイの相手は、無事手術を済ませたようだが、後にエイズにて死亡したとのこと。

出所後、ソニーも、癌で60歳で、死亡したとのことなので、あまり笑えない話ばかりだ。