このレビューはネタバレを含みます
BS松竹東急にて。
前にアル・パチーノは、ゲイの役を演じることが多い役者だと聞いていた。
この作品では、意外にもゲイだけではなく、両刀遣いだったので、意表をつかれて笑えた。
最初からどこかコミカルな味わいが漂ってはいた為、ラストまで十分に楽しめた。
ソニー役のアル・パチーノと、サル役のジョン・カザールの共演を見るのは、映画「ゴッドファーザー」シリーズ以来のことで、これから役者としてのジョン・カザール出演作にも、注目して見直してみたいと考えている。
若くして亡くなられたのが残念だ。
ウィキペディアで、この作品のモデルとなった登場人物達の後日談を確認出来たが、映画がヒットして、映画の収益の一部が、ソニーに振り込まれ、ソニーがその資金を使って、ゲイの相手は、無事手術を済ませたようだが、後にエイズにて死亡したとのこと。
出所後、ソニーも、癌で60歳で、死亡したとのことなので、あまり笑えない話ばかりだ。