トランスマスター

エクソシストのトランスマスターのレビュー・感想・評価

エクソシスト(1973年製作の映画)
5.0
♯60 パズズ

舞台はジョージタウン
主人公はハリウッド女優でシングルマザーのクリス・マクニール。娘のリーガンがある日邪悪で凶暴な性格になり、クリスは様々な臨床検査を行うが結果は陰性。
リーガンの周囲には怪奇現象が頻発したため
最終的に信仰心を失いかけた精神科医で元ボクサーのデミアン・カラス神父と、ヴァチカン公認のエクソシスト
ランカスター・メリン神父のバディによる悪魔祓いの儀式に臨む
オカルトホラーの金字塔です。

◆良い点/注目ポイント
・50年経っても色褪せない
首180°ターン、緑ゲロ、十字架オ◯ニーの衝撃。
・リーガンの異常をオカルトではなく医学的なアプローチで検査していく人々。
悪魔祓いはあくまで暗示による治療という現実世界寄りな演出が秀逸です。
・緊迫した吐く息が白いほど極寒の部屋の中で悪魔との激しい攻防のシーンは、本当に見事。

◆改善点
・無し

◆総括
・こんなに格調高いホラー映画は後にも先にも有りません。

ブラウン管TVのボヤけた映像で何度も視聴した作品ですが、デジタル処理されたクリアな映像を手軽に視聴できる今の環境に感謝です。

『エクソシスト』や『オーメン』の続編が現代のCG技術で格調の高さも再現されるのか?とても気になります。

-2024年60本目-