残念な完結編だな〜笑
グウェン・ステイシーとかエディ・ブロックも登場。色々詰め込みすぎて収集つかなくなってる感じ。
ハリーも二代目グリーンゴブリンになり、記憶をなくし、思い出し、MJを奪おうとし、改心し、って忙しすぎる！！
記憶なくすくだり絶対要らないし、お前そんなことで改心するならそもそも闇落ちすなよ！と思うし。
サンドマンは良いキャラだと思うけど、メインヴィランにするにはグリーンゴブリンやドック・オクと比べると弱いし、この期に及んでやっぱりベンおじさん殺したのアイツじゃありませんでしたなんて展開要らないでしょう。
ピーターとMJの関係もなんか残念なことになってしまうし、最後仲直りしたっぽいけどそれも理由が全然分からないし。
エディ・ブロックもヴェノムに寄生されたとは言え、ピーターのこと殺したいほど憎いかね！？と思うし、まあでもあれは完全にピーターが悪い。ヴェノム寄生スパイダースーツのおかげでピーター・パーカーの人としてクソな部分が増幅されて、後半はそのツケを払わされる話だから、全然このヒーローを応援したいと思えない。なんならこの映画の一番のヴィランってピーター・パーカーじゃね？とすら思う。ピーターが死んだ方がみんな幸せになるのでは。
寄生されたピーターが街で踊るシーンは「スパイダーバース」でも茶化されてたけど、でも割とああいうのは嫌いじゃなかった笑 サム・ライミのおふざけ度が、確かに前2作より更に振り切ってたと思うけど。
珍作としてはなかなかの出来だと思うので、今自分は珍妙なものを見ているんだという意識で見ればなかなか楽しめるんじゃないかと思う。『死霊のはらわた』作ってた人ですからね。サム・ライミのカルト映画作家としての天性のセンスが逆に炸裂してるとも言える。
【一番好きなシーン】
・サンドマンがサンドマンになってしまうシーン
・踊るピーター
