このレビューはネタバレを含みます
今作はピーターとMJ、ハリーの関係性の絶妙な機微とすれ違い、それでも確かに存在する絆が丁寧にバランス良く描かれていてとても良かったですね。
スパイダーマンとしての飛躍、ピーターとしての迷走、過去の因果としてのサンドマンやゴブリンとの対峙、それらを引っ掻き回すシンビオートと、たくさんの要素があったにも関わらずうまく纏まった作品だったのだなと今なら思えます。
シンビオートはちょっと、なんにも感情だとかが垣間見える事なく消えていったのでちょっとかわいそうでしたが…
でも、今改めて三部作のラストとして見返すとスッキリした気持ちになれる良作だと思いました!