あおい

ザ・ウォーカーのあおいのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)
3.5
運べ。旧時代の文明を…

デンゼル・ワシントン主演の終末ロードムービー。デンゼルさんの善い人然としたかっこよさと、ゲイリー・オールドマンの悪者たる悪者さの対比が面白い秀作。

◎ストーリー
全ての文明が失われ、荒廃した世界。
旅人のイーライは、とある本を西へ運ぶため歩いていた。そんなある日、カーネギーと呼ばれる独裁者のいる街にやってくる。
カーネギーは、イーライが持つ伝説の本を追い求めており、本を奪うために彼を町に招き入れる…

ひたすら荒廃した世界を歩き、ちょっとマッドマックスみたいな集落に居候するだけのお話。
でも、本を運ぶだけの映画の割に、謎の見応えがあった。

なんで本を運ぶのか?なぜ世界は廃れたのか?そしてイーライの進んだ未来と、この世界のこれからは?

宗教の起こりや、信仰が人に与える影響力など、人という生き物は根底に信心があるんやなと感じた。
あおい

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