PARLIAMENT

エレメント・オブ・クライムのPARLIAMENTのレビュー・感想・評価

3.5
2024 70

ラース・フォン・トリアーの長編デビュー作でヨーロッパ三部作の一作目。
捜査官のフィッシャーは、エレメントオブクライム(犯罪の原理)という、捜査官が犯罪者の視点に立ち事件を追体験していく方法で捜査していくと、次第に犯罪者と同一化していくという物語。

凝りに凝ったであろうセピア調の映像が幻想的なのだが、まあ鬱々とした気分にさせられてデビュー作にして監督の世界が確立されてるなと感じた。現実か夢かこちらまで催眠術にかけられているかのような演出は圧巻だった。
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