mikoyan358

八月の狂詩曲(ラプソディー)のmikoyan358のレビュー・感想・評価

1.5
2009/2/8鑑賞(鑑賞メーターより転載)
うーん、最晩年の黒澤映画は本当に肌に合わない。本筋に直結しないエピソードがだらだらと垂れ流され、それはいいから早く結論を!という気分にさせられる。子供達の会話が多いせいかあるいはその演技力のせいか、どうにもこうにも描写が薄っぺらく胡散臭く、何か昔道徳の時間に見せられたようなむずがゆい感じが終始気になった。ラストシーンのBGMには驚きを通り越して爆笑。人を楽しませる要素もないし、かといって「夢」で観た様な鮮烈さもなく、いったい誰に向けてこれを発信したのかが皆目理解できない。
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