このレビューはネタバレを含みます
小林旭、浅丘ルリ子主演、斎藤武市監督のコメディ「暴れん坊」シリーズの第2作
この作品、ところどころに大人数の長回しがあって、よくできている(助監督が神代辰巳で、斎藤武市監督の助監督だったようだ。この辺から学んだんだろうか?まさか考えてないよね?)。クライマックスは大きなセットを生かしたシーンで、ここもよくできていて、小林旭もかなり複雑なアクションをこなしている。
旭&ルリ子が仲良くけんかするのをはじめ、たくさんの登場人物の息が合っていて楽しい。脚本は「抜き打ちの竜」の2作目の松浦武郎。一本槍先生は小川虎之助から殿山泰司に。銀座は路面電車が走っている。ズベ公=不良少女、すれっからし。