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俺たちは天使じゃないのhzkのレビュー・感想・評価

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)
4.3
子供の頃にビデオで観たシーンを断片的に覚えてた。
涙を流す聖母、賛美歌のシーンとか。←ここ爆笑。
脱獄方法がちまちま穴を掘るとかじゃなくて派手。
デ・ニーロとショーン・ペンのコンビって絶妙だね!マンガのキャラクターみたい。
神父に成りすますけど十字の切り方もちゃんと知らなくて、ちょこちょこした動きのショーン・ペンがすごい笑わせてくる。
デ・ニーロの顔芸も、モノマネ芸人がよくやるあの顔と動き!
見つかったら殺されるって状況で逃げ切ろうとする2人を応援してしまう。
罪人だけど人間味溢れてて、後半の神父に成りすましたままのスピーチでまさか泣かされるとは!
悪い奴だから殺す、っていう短絡的な考え方じゃなしに、触れ合う人によって更生も出来る希望を持たせるラストも好きだなぁ。
罪を憎んで人を憎まず、って言葉が身に染みる。
悪人を叩くのは簡単だけど、更生の余地を他人が潰してしまうのもなぁ、罪の大きさにもよるしデリケートな部分だけど。
コメディなのに考えさせられる。
子供でも観れちゃうのでおススメ。
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