このレビューはネタバレを含みます
子どもの頃観た時は何とも思わないのに、大人になって観るとこんなに違うとは…。
小5の頃の思い出も大人になって思い出す話なんだから当たり前だけど。笑
大人になったら観て欲しい作品!!
小5かどうかは置いといて、大人になると、ふと子どもの頃の思い出や価値観なんかを思い出すことはある。それが今の自分を形作ってるんだよなーとしみじみ感じたり、自分はこれが好きだったはずだ、こんな性格だったはずだ、と、今の自分を見つめ直すきっかけや、行動の指標にもなったりする。
子どもの頃の思い出って、本当に大切。
同じ15年前の記憶でも、40代の人にとっての20代の思い出と、20代の人にとっての小学生の頃の思い出のもつ意味って全く違うのがすごく不思議。
子どもの頃って、小さなことでも嬉しいことがあると、何も考えられないくらい嬉しかったけど、親や先生に怒られたりとか悲しい事があると、奈落の底に突き落とされたみたいた絶望的な気分になってた。
大人になった今は感情のコントロールが効くようになった代わりに、小さな事で感動したり喜んだりする事が少なくなった気がする。大人になるってそういう事だと思うけど、ちょっと切なかったりもする。
主人公にとっての小5のタエちゃんみたいに、いざというときに背中を押してくれる存在でもある子どもの頃の思い出を大事にしたいと思った。