奇術師が主人公で舞台装置やトリックに取り憑かれるというノーランのアイデンティティのような作品
どんでん返しからのどんでん返しからの〜みたいな後半が面白い
ノーランって時間の厚みや空間の厚み、人間性の厚みみたいな話が多いけど、この作品はいわば物理的に多層になってるんだとわかった時、興奮した
しかもノーランが極力CGを使わない実写主義というのとも関係してくる
原作ものだけどかなりパーソナルな作品に感じた
テスラ役でデヴィッド・ボウイが出てくんのも良かった
これでノーラン全作品見たことになるが、ノーランの中では割と上位に入る作品